ドイツ留学のススメ

ドイツに留学したい方へ送るTippと無駄な知識。

米英仏のシリア攻撃~ドイツのシリア難民の現状を考える~

今日起きたら

アメリカがシリアを攻撃したというニュースが

目に飛び込んできました。

 

www.dw.com

 

※Deutsche Welleのサイトは、右上の「DW.COM IN 30 LANGUAGES」で英語、ドイツ語など30の言語で閲覧できます。

英語の学習にもドイツ語学習に便利!いつかちゃんと紹介したい。

 

 

「シリアの難民問題」で知られている通り

シリアはひどい内戦のために

民間人は自国を離れることを余儀なくされています。

 

ヨーロッパ各国がシリア難民を受け入れていますが、

ドイツは他国に比べて難民を受け入れることに積極的です。

 

第二次大戦時代にナチスがした大量虐殺の罪の責任から、

世界に対して人道的責任を果たすべきだ

という考えに因るものです。

 

私も留学中、シリアから来た学生を多く見ました。

ドイツ語歴1年にも満たない方が、B2レベルの勉強をしていました。

日本でドイツ語を4年間専攻したとしても

そのレベルまで達する人は多くありません。

 

生きていくためには勉強するしかない、

そんな人を多く見てきました。

 

 

しかしながら、自国が大変だから仕方ないとはいえ、

移民が多くなれば多くなるほど排外主義も大きくなります。

 

私が住んでいたのが田舎の町であったことと

私が留学していたのが丁度選挙期間中であったため

移民に対するヘイトがたまっているのを一層感じました。

 

 

少子高齢化で労働力が減少しているとはいえ

異質な存在を簡単に受け入れることは難しいですし

職を奪われる危機感は拭えません。

 

これから難民が増加したら

たまったヘイトはどこへいくのでしょうか。

 

 

民間への攻撃ではないとはいえ、

三国がシリアを攻撃した以上、はいこれで終わり!とはいきません。

 

一介の大学生ですが、

もっと多くの方がシリアの現状に注目してくれることを祈ります。